ベーグルに慣れないヒトには、噛み応えがあって食べづらいでしょうか? 本場のベーグルはとにかく顎を酷使する食べ物だといわれています。
軟らかい食事の増加が原因で噛む回数が大幅に減っています。一回の食事で噛む回数は数十年前まで1,100〜1,500回だったのが、現在では半減しているそうです。
咀嚼をしなくなるとまず咀嚼筋の発育が阻害され、顎が小さくなり歯並びが悪くなります。また、舌がうまく収まらず口が開き気味になり口呼吸をしてしまうことで扁桃腺に悪影響を与え、抵抗力が落ちてしまいますし、睡眠時に気道を圧迫する原因ともなります。